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オレサマ的な王子さま**
第3章 待ちぼうけ

私達を見破るなんて・・・・・

「夕夏をどうしても手に入れたいんですか?」

「あ ぁ どうしてか、気になって仕方ない、こういう風に俺様から消えてなくなる怖さが何故かわいてくる」


「夕夏に言っておきます」


「だから、お前は誰なんだ?」


「私は夕夏の双子の姉の夕貴です、親でも間違えていたのに見破るなんて、今日は、諦めてくださいね」

「あぁ・・・・・」



一日中、今までしたことのない仕事量をこなし、会議にも積極的に出ていった。

社員も唖然と見ていた。

「社長、心いれかえたんですか?」


「秘書がいないからつまらん、社長室にても、息苦しいからな」


「大石さんいたでは?」

「あれが大石?違う双子の姉だと、お前らの目は、節穴か?それだから、偽者を掴まされるんだ」


何故俺らが説教くらうんだ❓
心外だ
でも、この会社、大石の気持ちで左右されるのは間違いないと確信した日だった。



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