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オレサマ的な王子さま**
第5章 ピュア
社長に近づけないオーラ全開になっていた。
眉間にしわ寄せて、指はデスクを小刻みに叩き、足は揺すり時折顔をあげては、夕夏のいた居場所を眺めていた
夕夏・・・・今どこにいるのか?俺様にとって夕夏はいなくてはいけない存在になっていた。
夕夏・・・「は~い、社長」
空耳?
「哲平君、夕夏知らない?」
「なんだ夕貴か?俺様も探しているんだ、退職届を郵送してきた」
「夕夏に何した?思い詰めて、ただ泣いていたけど、目を離した隙にいなくなった」