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制服を脱ぐ狼くんは。
第2章 *動く鉄の救世主*


電車に乗りバイト先についたが早く着きすぎてしまったため

裏で店長とほかの店員と他愛もない会話をしている。

『そうそう、今日新しくバイト君くるよ』

『珍しいですね、ここに新しい人がはいるの』

『かなりのイケメンだよ、

愛ちゃんだけまだ相手見つかってないから狙う?』

そんな冗談をいう店長とバイト仲間を交わしてケーキを見に行く。


そういえば甘いものとか好きなのかな?

夏樹のこと何にも知らないし、

というか夏樹はもう私と会うつもりがないのかも・・・

そんな不安に駆られながらケーキを眺めていた。


『あのすいません・・・』

『あ!いらっしゃいませっ』


突然声をかけられてびっくりしてしまった。


『いや、今日からここのバイトさせてもらう山下です』


そういう彼のをみると知っている顔だった。


『え、ゆうちゃん?山下祐樹でしょ?』

『あぁ!愛じゃん、え。ここで働いてんの』


ゆうちゃんこと山下祐樹は小学校から高校まで一緒だった同級生だ。

そんな会話をしていうと店長がきた。


『山下君待ってたよ、その様子だと二人知り合いみたいだし

山下君に教えるのは愛ちゃんでいいね!』

『はい!愛、お願いね』


そんな突然なことに戸惑いながらやっとお昼休憩になった。


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