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レンアイ×トライアングル
第2章 週末 × 彼の部屋
2時間後…………映画は佳境を迎えているけど、隣で観ていた侑はかなり前から夢の中だ。

……よっぽど疲れてるんだな。

私はTVの音量を小さくした。

「……悪い。途中で寝オチした」

映画を見終えて、キッチンで夕食の準備をしている私のところへ、侑は申し訳なさそうにやってきた。

「いいよ。期待してたほどよくなかったし。私も寝ちゃいそうだった」

と笑って言った。

夕食を食べると、先に侑がシャワーを浴び、私も続けてバスルームへと向かった。
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