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最後の一色
第2章 男が求めるのは

「あ、あの・・どうぞ頭をあげてください。困ります、私・・」

周りの眼、といってもさっきの店員が離れたカウンターから見ているだけだが
やはりこの場面は何かしらの誤解を招きやすい。

美紗緒の弱々しい訴えに、田原は頭をあげた。

「すみません、でも困らせるつもりはないですよ。
 あなたのご希望通り、仕事、としてのモデルを探しているのですから、
 当然お給料はお支払いします」

その言葉を聞いて、美紗緒の眼は大きく開いた。
お金をもらえる・・仕事としてお給料をもらえるなら、
ホステスをやるよりはるかに気持ちは楽だ。
それならもっと詳しい話を聞いてもいい。
いや聞きたい。
美紗緒は身を乗り出し、話の続きを聞かせてほしいと言った。

「はい、では内容と条件をお話しします。
 まず仕事内容ですが、絵のモデルです。
 条件は毎日、1時間だけでもいいので毎日アトリエに来てください。
 時給は1万円です」



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