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最後の一色
第16章 21日目・・湧き上がる欲望



次の日からも毎日、涼輔は美紗緒に触れた。

22日目には頬を両手で包みおでこを合わせ、
23日目には顔にかかる髪を直しながら唇を指でなぞり、
24日目には足先に頬ずりをした。


そのたびに、ポーズをとる美紗緒の表情は変化していった。

日に日にその瞳には色香が増し、頬の色はうっすらと赤くなり、
少しばかりだらしなさを感じさせる唇は、
男の中心をうずかせるほど欲情にあふれていた。

・・これだ・・この表情だ・・

画家・涼輔の求めるモデルの表情に確実に近づいている。
いや、ほぼ完成形だと思う。

思うが、最後の日に足す一色で、
ほんとうに自分の求める絵が完成するはずだ・・

そのひと色は・・

僕自身・・




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