この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
最後の一色
第2章 男が求めるのは

「ほんとに・・引き受けていただけるんですか?
 あ・・いやぁよかった・・よかった!」

田原は息を弾ませ喜んだ。
急激に崩した表情は、子供の様なあどけなさを見せていた。

「ありがとうございます!なんとお礼を言っていいやら・・」

蒸気させた頬をさすりながら喜びを表す田原をさえぎるように美紗緒は答える。

「とんでもない!お礼を言うのはこちらのほうです。そんな大役を・・
 そんな高額な仕事をさせていただけるなんて・・
 こちらのほうがありがとうございますと頭を下げなければ」

美紗緒も田原にならってテーブルに額がつくほど頭をさげる。

今度は田原のほうが恐縮の色を浮かべた。
そして次の瞬間には弾むような笑いをもらし、

「このへんでお礼合戦はおしまいにしましょう。お互いさまという事で」

と、一旦話をまとめ上げた。



/203ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ