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最後の一色
第1章 ため息の中で

だが、かけられた言葉は決して気を許せるようなものではない。

ホステス急募の張り紙を前にした女に仕事の話をしてくる。
なにか思惑があると思って間違いない。

いったんはゆるめた体の力を再び戻し、
黙ったまま男の顔を凝視した。


なかなか返事をしてくれない女に、男は笑いながら頭を下げた。

「ごめんなさい。急にそんな事聞かれても答えられないですよね、こんな怪しい男に。
 じつは僕、モデルを探しているんです」

言いながら、肩から下げたショルダーバックの中に手を突っ込み、
名刺入れのようなものを取り出すと、そこから1枚をつまみ出し、
美紗緒の胸の前に差し出した。

その名刺を受け取り不思議そうに眺めながら、

「モデル・・?」

小さくつぶやき、名刺の文字を目でたどる。

そこには
・・アトリエ涼風(すずかぜ)・田原涼輔・・
とあった。



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