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偶数月☆
第6章 12月

「俺さ。仕事やめた」
え・・・?
「大阪行くわ」
え・・・?
「本当に、七海にはごめん。
でも感謝してる。七海がいなかったら、だめんなってた」
感謝されたいわけじゃないよ。
ありがとうって言ってほしいわけじゃないよ。
愛されたいんだよ・・・・
「ありがとうな」
そこには意地悪な達也はいなくて
穏やかな優しい顔をして
あたしの大好きだった大学時代の達也がいた。
あたしのことを1番に好きでいてくれて
あたしだけを好きでいてくれたよね。
そんな顔をしている達也は大阪の人を
大学時代のあたしのことと同じように純粋に好きなんだね。
え・・・?
「大阪行くわ」
え・・・?
「本当に、七海にはごめん。
でも感謝してる。七海がいなかったら、だめんなってた」
感謝されたいわけじゃないよ。
ありがとうって言ってほしいわけじゃないよ。
愛されたいんだよ・・・・
「ありがとうな」
そこには意地悪な達也はいなくて
穏やかな優しい顔をして
あたしの大好きだった大学時代の達也がいた。
あたしのことを1番に好きでいてくれて
あたしだけを好きでいてくれたよね。
そんな顔をしている達也は大阪の人を
大学時代のあたしのことと同じように純粋に好きなんだね。

