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第1章 1.成宮鳴 興奮
あの名門稲実の野球部と、青道野球部のマネージャーでは、帰宅部よりはましでも体力の差はすごく、

なんどもこけそうになった




ついたところは成宮くんがとまっている寮で、




カルロスくんが成宮くんに話しかけたりするが、成宮くんは完全無視で、どんどん部屋にむかっていく。





「成宮くん、カルロスくんが呼んでたけどいいの?」





と聞いてみるものの、






「めーでしょ」





としかいってこなくて、そのまま部屋に入って鍵をしめた。





「のぼって」





と二段ベッドの上につれていかれて、ドサッと押し倒される。






「沙奈が悪いんだよ?あんな顔真っ赤にしてめーくんなんてゆーから、興奮しちゃったじゃん。」






というと、噛み付くようにキスをしてきた。





「んん、なるみやくっ…」




「成宮くんじゃなくてめーだってば」






いつものようなバードキスではなく、舌をつかう激しいきすだった。





「大体なんでカルロスのことは名前呼びなのさ。」





なんていい、キスをしながら手を服のなかにいれて背中にまわし、ブロのホックをはずす。





「ちょ、成宮くん…。」





「はい、また成宮くんっていってきたからお仕置きー。
沙奈が大好きなえっちなことしよっか。」






といってくる。




その顔は獣のようなかおで、少し怖かったけど、やっぱりかっこよかった。
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