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短編集
第1章 1.成宮鳴 興奮
「そーいえばさ、一也が、沙奈はいじめられるのが好きっていってたけど」






なに、言ってんの、あの性悪メガネ






「お仕置きに、やっちゃう?」






「…」








嫌な予感しかしなかった






「成宮くん、あの、何を…」






タオルを目にまいて後ろでしばりはじめる成宮くん
タオルってところが、きっと彼なりの優しさなんだろうな。






「また成宮呼びだし…。」







「なん、で、そんなに名前がいいの?」







「だってさ、倉持のことはもちもちとか、あだ名で呼んでるじゃん!!仲いいし!!」







「…ヤキモチ?」







「そ、そーだよ!!悪い!?」






なんて怒る成宮くん。
目隠し、邪魔だよ。きっといま、可愛い顔してるし。






「それに沙奈、俺の名前成宮やぎって覚えたんでしょ!?」








「な、何故それを…」








「一也がいってた!!」








あのめがね…。また余計なことを







「なる、みやくん…」





「もー!またー?」







「わ、たしが、成宮くん呼びするのは、恥ずかしい、からだよ?
倉持のこともちもちって呼んでるのは、からかうため」








「じゃあ、めーたんも?」








「そ、れはね、めーくんとか、めーちゃんだとファンの子と同じ呼び方じゃん…。
めーは、みんなそーやって呼んでるじゃん…。」







ファンの子たちと呼び方が同じになるのはどーしても嫌だった。








「めーたんだったら、私だけの呼び方でしょ?」









と久しぶりにすなおになってみると





「目隠ししといてよかった…。沙奈が悪いんだよ?覚悟してね。」
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