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My blue sky prince...♡
第4章 関わる
「んっ…」
ちく、と感じた甘い痛み。
そしてその箇所を、れろ、と舐められる。
「はぁ、はぁ、…っん」
「感じやすいんだね、結ちゃん…」
可愛い、と耳元で囁かれ、びくんと体が震える。
…あ、やだダメ…腰抜けちゃう。
かくん、と力を失った体は、柔らかいものに包み込まれた。
一目惚れして買ったソファに倒れたあたしの体に覆い被さり、ふ、と微笑む空。
「結ちゃんの唇…いただきマス」
至近距離で、ばさ、と音がするんじゃないかと思う位長い睫毛が閉じる。
拒む理由なんて見つからない。
少し顔を傾けた空に、自分から唇を重ねた。
最初は、唇だけのじゃれ合い。
上唇だけ唇で挟んでみたり、上唇も下唇も挟んでみたり。
そして、唇をぺろ、と舐められ、ぬるりと舌が滑り込んできた。
「は、…っん」
結論から言うと、物凄い、舌使いだった。
まず口内をぞろりと舐め上げられ、歯を1本1本丁寧に舐められ。
息をしたいタイミングで唇を離して息させてくれるけど、足りないというようにすぐ唇が重なり、ねっとりと舌を絡められ。
…もう、何も考えられなくなって…