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My blue sky prince...♡
第2章 別れ
空を見上げて、再びため息。
太陽が沈んで星が見え始めてるスカイブルーの空を、暫く眺めていた。
…冷静になったら思い出す、数分前のあたしの珍事。
カバンぶつけて、浮気者、って…
しかも丁度後頭部にクリーンヒットしたよね?
相当痛かっただろうなぁ。
「…っふふ」
あれ…何だか笑えてきた。
だって今更だけどあたし凄くない?
あんな人混みのど真ん中であんな事…
絶対気まずいでしょ、あの2人。
んであの子が篤に問い詰めて篤が言い訳するけど、あの子怒って帰っちゃったら面白いのに。
二股する人なんだって幻滅すればいいのに。
二股…
「…ははは」
二股…か。
くるりと川の方を向き、手すりに腕を乗せた。
全然気づかなかった。
ほんとに…全然。
どうしても昨日のエッチが思い出されて、頭から離れない。
あたしが大学まで篤迎えに行ってさ、コンビニでお菓子買って篤のアパート行ったじゃん。
お菓子食べた後ベッドでじゃれ合って、テレビ付けたあたしの腕掴んで押し倒してさ?
ふふって笑い合ってキスして、お互いの服脱がし合って、フェラして、テレビ消してって言ったら嫌って言われて。
最初は正常位でして、体勢変えられてバックで突かれて、
「アナウンサーの復唱してみてよ」
なんて言うから喘ぎながら途切れ途切れでアナウンサーの復唱して、その内篤の腰の動きすっごく激しくなって、気持ちよすぎて大声で喘いじゃって…