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らぶあど encore!
第35章 祈り②
髪を撫でていた祐樹の指がほなみの下腹部をワンピースの布の上からそっと撫でる。それだけでほなみの身体は甘く熱く熟れ始め、再び甘い溜め息を漏らし、祐樹のシャツを指先で強く掴んだ。
「今……痛くない?」
「う……うん」
「お腹……張ってこない?」
「大丈夫……」
「生まれない?」
とんちんかんな質問に、ほなみはプッと吹き出して彼の胸を叩いた。
「もうっ……西君ったら……今生まれるわけが――」
「ほなみ――」
祐樹は胸を叩くほなみの細い手首を掴むと、そのままゆっくりとソファに倒した。