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らぶあど encore!
第35章 祈り②
「……なあに?そんな艶っぽい目で見て……」
「……!」
祐樹が指でほなみの瞼をなぞり、軽くキスをして楽しそうにしている。
「ほなみの~瞼に、可愛い睫毛!」
「??」
呆気に取られるほなみに構わず、祐樹は指をほなみの頬に滑らせて、口を大きく開けて舌先を出してペロリと舐めた。
「やんっ」
「ほなみのやわらか~いほっぺ!マジで食べちゃいたい!」
「えええっ?」
祐樹はほなみの黒髪を一掴みすると、鼻先へ持っていき薫りを堪能し、しみじみと呟いた。
「ほなみの髪も……なんでこんなに可愛くていい匂いがするんだろうな~」
「に……西く……ん?」
ほなみは、彼の行動にポカンとして目をしばたかせる。