この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
らぶあど encore!
第35章 祈り②
「ほなみ……っ!動いたらダメだよ!赤ん坊が」
祐樹がほなみの腕を掴み血相を変えたが、ほなみは首を振って彼を宥めるように口を挟む。
「西君、私大丈夫だよ?」
「大丈夫じゃないよ!だってグリグリしてなかったし!」
「グリ……だから……」
「とにかく病院へ……」
「祐樹っ!」
スマホで病院の番号を呼び出し、押そうとする祐樹にほなみは鋭い声を上げ、彼の肩に手を掛けて口付けた。
「――っ……」
祐樹は目を見開き、スマホを床に落とし、ほなみを抱き締める。
祐樹がほなみの腕を掴み血相を変えたが、ほなみは首を振って彼を宥めるように口を挟む。
「西君、私大丈夫だよ?」
「大丈夫じゃないよ!だってグリグリしてなかったし!」
「グリ……だから……」
「とにかく病院へ……」
「祐樹っ!」
スマホで病院の番号を呼び出し、押そうとする祐樹にほなみは鋭い声を上げ、彼の肩に手を掛けて口付けた。
「――っ……」
祐樹は目を見開き、スマホを床に落とし、ほなみを抱き締める。