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らぶあど encore!
第35章 祈り②

 祐樹は内心『勘弁してくれ』と思っていた。今夜はこんな予定ではなかった筈なのに。特に異常がなく、ただ軽い貧血だと言われただけとは言え、下腹部に痛みを訴えて受診したその日の内にこんな場所へ連れ込むなど、自分のしていることが身勝手なのは百も承知だった。

 ただ、ここに来たのはほなみを抱くためではなかった――何もそういう欲がないというのは嘘になるが、ただ、彼女と二人きりでこれからの事を話したかった。そして、朝までほなみを腕の中で抱き締め、大好きな彼女を見詰めていたい――そう思ったのだ。

 だが何処で間違ったのか、何が不味かったのか。今の状況は祐樹が思い描いていた『恋人との甘い語らい』というシュチエーションとはかけ離れている。

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