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らぶあど encore!
第35章 祈り②


『そうか……だが油断するなよ……大事な時期なんだ……くれぐれもほなみに精神的負担をかけるなよ』

「いかにも俺がいつもそういう負担をかけてるみたいに言うなよ」

『なんだ?やけに喧嘩腰じゃないか……さては、喧嘩でもしてたのか』

「……いや……そうじゃないけどさ……」




 ――そうじゃないけど、一方的に殴られてたんだ、とは言えずに祐樹は肩にもたれ掛かるほなみがいつの間にか寝息を立てているのに気付き、ふう、と息をついた。



『ほら、今やるせない溜め息を吐いただろ』

「うっさいな……その辺はスルーしてくれていいから!……で、お前こそ愛しの彼女を放っておいて俺なんかに電話してていいのかよ」

『まあ……俺はその辺は上手くやるから大丈夫だ』

「ハイハイハイ、百戦錬磨の男の言うことは違うねえ」



 祐樹はほなみが眠ってしまい残念なような助かったような複雑な思いで彼女の髪を撫でた。


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