この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
らぶあど encore!
第37章 暴発する想い
落ちたテイッシュの箱で尚も叩こうとするカナの手首を掴むと、綾波は取って置きの妖しい眼差しを向け囁いた。
「……それ以上おいたをしたら、押し倒すぞ」
「ひっ……ひええええええーーっ!!」
カナは、みるみるうちに真っ赤になって力任せに綾波の手をほどき、座席の背に顔を埋めてヒクヒクと悶えるが、思い切り振り払われた綾波はダッシュボードに顔を強打してしまう。
数秒間、火花が瞼の裏で飛んでいたが、首を振り、フレームが曲がってしまった眼鏡を外し、軽く怒鳴った。
「おいっ!加減を考えろ加減をーー!」
眼鏡無しの素顔を初めて見たカナは、更に真っ赤になって金切り声を上げ、卒倒してしまった。
「……それ以上おいたをしたら、押し倒すぞ」
「ひっ……ひええええええーーっ!!」
カナは、みるみるうちに真っ赤になって力任せに綾波の手をほどき、座席の背に顔を埋めてヒクヒクと悶えるが、思い切り振り払われた綾波はダッシュボードに顔を強打してしまう。
数秒間、火花が瞼の裏で飛んでいたが、首を振り、フレームが曲がってしまった眼鏡を外し、軽く怒鳴った。
「おいっ!加減を考えろ加減をーー!」
眼鏡無しの素顔を初めて見たカナは、更に真っ赤になって金切り声を上げ、卒倒してしまった。