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らぶあど encore!
第6章 ライヴ=人生?
「んも――っ!お前が寝ぼけて乗っかってきて俺は押し潰されるかと思ったぞ――!アホ亮介――」
「寝相が悪くて下に落っこちてたお前が悪いんだろ!
しかも腹丸出しで!
子供かよっ」
「だからってフツーベッドから降りる時に回りや下に何かあるか確認するだろ――っ
いきなりドスッて俺を踏んだじゃないか――!」
「あ――ハイハイ悪うございました――!」
「おまっ……何も悪いと思ってないだろ――!」
二人は殴り合いながら、ギャアギャア騒いでいる。
景子はこめかみを押さえて溜め息を吐き、ツカツカと二人の元へ歩いて行くと亮介と三広の頭を順番にゲンコツで殴った。
祐樹とほなみが呆気に取られるが、それ以上に亮介達はポカンとして頭を押さえて景子を見た。