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らぶあど encore!
第1章 君の愛は甘い毒
「私……私なんかより可愛いくて綺麗な人は、西くんのまわりには沢山いるでしょう?」
更に拳を振り上げるほなみの腕を、祐樹は間一髪で掴む。
「何言ってるんだよ。ほなみより綺麗な女の子なんか居ないよ」
「そんな事あるわけないでしょ――?嘘つき!西くんの嘘つき!」
ほなみは子供みたいに泣きじゃくり、手を掴まれながらもじたばたする。
祐樹はほなみの背中に腕を回し、強く強く抱き締めた。
「西くんの……バカあ……っ……ひっ」
「いや……何でバカまで言われなきゃならないのか、俺わかんないんだけど……」
「……もう、いい」
ほなみは膨れて、祐樹の胸を押し戻した。
「え?もういいって……何が?」
「綾波さんに相談するから!西くんとはもう話さない!」
やけ気味のその叫びに、祐樹の胸は一気にざわめいた。
更に拳を振り上げるほなみの腕を、祐樹は間一髪で掴む。
「何言ってるんだよ。ほなみより綺麗な女の子なんか居ないよ」
「そんな事あるわけないでしょ――?嘘つき!西くんの嘘つき!」
ほなみは子供みたいに泣きじゃくり、手を掴まれながらもじたばたする。
祐樹はほなみの背中に腕を回し、強く強く抱き締めた。
「西くんの……バカあ……っ……ひっ」
「いや……何でバカまで言われなきゃならないのか、俺わかんないんだけど……」
「……もう、いい」
ほなみは膨れて、祐樹の胸を押し戻した。
「え?もういいって……何が?」
「綾波さんに相談するから!西くんとはもう話さない!」
やけ気味のその叫びに、祐樹の胸は一気にざわめいた。