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らぶあど encore!
第1章 君の愛は甘い毒
「ううん……素敵だった」
ほなみは祐樹の頬にそっと触れて微笑むと、またその目から涙が溢れる。
「ねえ……何故泣くの?」
綾波が言うように、確かに妊娠が分かってから感情的な傾向ではあったが、今夜のほなみは特に色んな意味で激しすぎる。
それに、さっきの言葉にも引っ掛かっていた。
ほなみは祐樹をじっと見詰めて黙っていたが、ふと目を逸らして小さく言った。
「私に隠してる事……ない?」
「え?……そんなのある訳ないだろ?
……多分。
多分無い筈……うん」
思わず考え込んでしまう祐樹に、鋭い責める声が突き刺さった。
「今度、マネージャーが女の人になったんでしょ?
凄く美人で、若いって!しかも、西くんのファンなんだってね」
祐樹はギクリとした。
多分、今顔に全部出てしまっているのだろう。
どう返事をしようか考えあぐねていると更に厳しい叱責をされる。
ほなみは祐樹の頬にそっと触れて微笑むと、またその目から涙が溢れる。
「ねえ……何故泣くの?」
綾波が言うように、確かに妊娠が分かってから感情的な傾向ではあったが、今夜のほなみは特に色んな意味で激しすぎる。
それに、さっきの言葉にも引っ掛かっていた。
ほなみは祐樹をじっと見詰めて黙っていたが、ふと目を逸らして小さく言った。
「私に隠してる事……ない?」
「え?……そんなのある訳ないだろ?
……多分。
多分無い筈……うん」
思わず考え込んでしまう祐樹に、鋭い責める声が突き刺さった。
「今度、マネージャーが女の人になったんでしょ?
凄く美人で、若いって!しかも、西くんのファンなんだってね」
祐樹はギクリとした。
多分、今顔に全部出てしまっているのだろう。
どう返事をしようか考えあぐねていると更に厳しい叱責をされる。