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らぶあど encore!
第9章 ライヴ=人生?④





「全く……何処に行ったのよ!」



舞台裏を一通り探すが姿が無い。



「そう言えば……お腹だか頭だかお尻だか知らないけど……痛いとか言ってた様な……」




景子は念のため、楽屋まで走った。




ドアを開けようとすると、中から何やら声が聞こえる。





「……は……じろう……い奴等を……やっつけ……ゴー……リケーン……」



景子が勢いよくドアを開けると、亮介は悪戯を見付けられた子供みたいに跳び跳ねて驚いた。



その様子が内心可笑しかったが、顔には出さず厳しく叱責する。



「何してるの?
もう開演時間よ?
早くして!」



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