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らぶあど encore!
第1章 君の愛は甘い毒
僅かに明かりの漏れるドアをそっと開けると、ベッドの上に座るほなみの小さな背中が見えた。
「ほなみ……」
「西く……ん」
ほなみは振り返る。
涙の残る目が赤くて、胸が締め付けられる。
「……そっち、行ってもいいかな?」
祐樹が首を傾げて言うと、ほなみは小さく頷く。
そっと、隣に腰かけると、ほなみはタオルケットの上からお腹をそっと撫でた。
「……私、もうお母さんなんだよね……この子の」
「うん……」
祐樹もほなみの手に自分の手を重ねた。
あと数ヶ月後には、二人の愛の証が生まれてくる――。
ほなみの妊娠が分かった時の、あの驚きと喜びを今でも鮮明に思い出せる。
「ほなみ……」
「西く……ん」
ほなみは振り返る。
涙の残る目が赤くて、胸が締め付けられる。
「……そっち、行ってもいいかな?」
祐樹が首を傾げて言うと、ほなみは小さく頷く。
そっと、隣に腰かけると、ほなみはタオルケットの上からお腹をそっと撫でた。
「……私、もうお母さんなんだよね……この子の」
「うん……」
祐樹もほなみの手に自分の手を重ねた。
あと数ヶ月後には、二人の愛の証が生まれてくる――。
ほなみの妊娠が分かった時の、あの驚きと喜びを今でも鮮明に思い出せる。