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らぶあど encore!
第1章 君の愛は甘い毒
「私……中学二年の時に、両親を亡くしたけど……それまで、本当に両親は私を可愛がってくれたの」
ほなみは、祐樹に寄り掛かりぽつりぽつりと話し始めた。
「うん……」
祐樹もほなみの手を握る。
「お母さんもお父さんも、いつも私の話を聞いてくれて……それに凄く仲良しだったの。駆け落ちして結婚したんだって……」
「情熱的な恋愛したんだね……俺たちみたいに」
二人は見つめ合い笑ったが、ほなみの表情がふと陰った。
「だから、私ももし誰かと結婚したら、両親みたいになりたいって思ってた……けど、智也との結婚は……智也はいつも物静かで、何を考えてるか分からなくて……」
「うん。確かに奴は青い血が流れていそうな奴だよな!」
「ふふ……それ、あぐりも言ってた」
「智也とは、喧嘩した事なかったの?」
「うん……無いかなあ……西くんに会うまでは……」
祐樹はそっと頬にキスをする。
ほなみは、祐樹に寄り掛かりぽつりぽつりと話し始めた。
「うん……」
祐樹もほなみの手を握る。
「お母さんもお父さんも、いつも私の話を聞いてくれて……それに凄く仲良しだったの。駆け落ちして結婚したんだって……」
「情熱的な恋愛したんだね……俺たちみたいに」
二人は見つめ合い笑ったが、ほなみの表情がふと陰った。
「だから、私ももし誰かと結婚したら、両親みたいになりたいって思ってた……けど、智也との結婚は……智也はいつも物静かで、何を考えてるか分からなくて……」
「うん。確かに奴は青い血が流れていそうな奴だよな!」
「ふふ……それ、あぐりも言ってた」
「智也とは、喧嘩した事なかったの?」
「うん……無いかなあ……西くんに会うまでは……」
祐樹はそっと頬にキスをする。