この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
らぶあど encore!
第10章 sugar escort
「ほなみ、目を瞑って?」
ソファに座ったほなみの目の高さになるように、祐樹はしゃがんで無邪気に言った。
「え……な、何?」
「いいから、瞑って」
ほなみが目を閉じると、カサリと乾いた音がして、左胸の辺りにこそばゆい感触が走った。
「動かないで……」
祐樹の指が、触れそうで触れない絶妙さで、ほなみの胸の辺りをさ迷っている。
またドキドキして、頬が熱くなってきた時に、祐樹が
「はい……目を開けて?
……奥さん?」
と言う。