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らぶあど encore!
第1章 君の愛は甘い毒
「智也と上手く結婚生活してたら、俺とこうならなかったじゃない?」
「ふふ……うん。そうだよね……けど……」
「けど?」
ほなみは俯いた。
長い髪がサラサラ流れて祐樹の手に触れる。
祐樹はその髪をほなみの肩へ流した。
すると肩が小刻みに震えている。
「私……西くんの奥さんなのに、お母さんなのに、ちょっとした事でヤキモチ妬いたり、心配になったり……有りもしない事を考えて勝手に腹を立てたり……こんなんじゃ、嫌われちゃう……」
伏せた瞳から、ぽつりと涙が落ちる。
「嫌うって……誰が?」
「西くんや……赤ちゃんもきっと……私の事、呆れてる」
祐樹はプッと吹き出してしまうが、ほなみに睨まれた。
「ふふ……うん。そうだよね……けど……」
「けど?」
ほなみは俯いた。
長い髪がサラサラ流れて祐樹の手に触れる。
祐樹はその髪をほなみの肩へ流した。
すると肩が小刻みに震えている。
「私……西くんの奥さんなのに、お母さんなのに、ちょっとした事でヤキモチ妬いたり、心配になったり……有りもしない事を考えて勝手に腹を立てたり……こんなんじゃ、嫌われちゃう……」
伏せた瞳から、ぽつりと涙が落ちる。
「嫌うって……誰が?」
「西くんや……赤ちゃんもきっと……私の事、呆れてる」
祐樹はプッと吹き出してしまうが、ほなみに睨まれた。