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らぶあど encore!
第10章 sugar escort
「……」
亮介は、目を伏せて景子の顔を見ないが、耳まで赤くなっていた。
(ふふ……
効果てきめんね……
ほら、何か言いなさいよ……
この間みたいに……
他の子にも、同じ様な事はしないんでしょ?
……なら、貴方は私に何をしてくれるつもりなのかしら?)
景子は薄く笑い、見下ろしていたが、亮介はやがて小さく咳払いをし、顔を上げた。
亮介の手は、景子の細い掌を強く握り、強い眼差しで見つめる。
その真剣な瞳の熱に、景子は思わず息を呑んだ。