この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
らぶあど encore!
第10章 sugar escort





時計の秒針が、やけに部屋に響く。


呼吸の音さえうるさく感じて、息をするのも躊躇ってしまう。


握られた掌はみるみる内に亮介の熱が伝わり、手先にまで巡る血が脈打っているのがわかる。



景子の両手を包んでいる大きなその手は、骨ばってはいるが指先にたおやかな優しさを感じた。



いつの間にか見とれていると、亮介の唇が僅かに動き、景子は弾かれた様に体を震わせる。



その時、自分の心臓が激しく打っている事に気づいた。



(わ、私……
私が誘惑している筈なのに……
何故……)



「――俺は」



言いかけた時、ドアが開き、三人の店員が服やら靴やらを持って入って来て、亮介は口をつぐんだ。



/1133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ