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らぶあど encore!
第11章 Hearty party
ほなみは、耳を押さえてあぐり達と不機嫌な祐樹を交互に見て困惑していた。
『……そっちは随分盛り上がっているようだな』
「あ……はい……
あ、あの、綾波さんは今どの辺に……」
『――ふふ……
なんだ、俺が居ないのがそんなに寂しいのか』
「そ……っ」
ほなみが絶句した時、ドアが開いて、スマホを手にした綾波が悠然と入ってきて皆に微笑んだ。
「綾波く――ん!
遅いじゃないの――!
さあ、こっちこっち!」
志村は綾波を手招きする。
「綾ぢゃ――んっ!
まっでだよ――!
ざあ!ごんやは!ばーっと!」
酔っぱらった三広が、綾波の手を引っ張り自分の横に座らせた。
「綾波――!到着――!ひゅ――!」
「ミスター綾波――!
キャア――!」
あぐりとカナは、最早何に盛り上がっているのかも謎だ。