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らぶあど encore!
第13章 Hearty party③
「……カナだん、らいろーぶばな」
綾波の膝の上に頭を乗せて横になっていた三広がボソリと呟き、ティッシュを鼻に詰めたまま起き上がる。
「三広君こそ大丈夫なの?」
志村が苦笑するが、三広は首を振ると、立ち上がった。
「カナだん、なぎぞうな顔しでだじ……
しんばいだがらみでぐるぼ」
「そうだな……もう15分以上帰って来ないしな……
三広、あわよくばカナを襲って来るか?ん?」
「ぶ――!
ばっ……ぞんなごどずるわげなっ……」
「あああ鼻血!鼻血!」
志村が三広の鼻にタオルを充てた。
「ハハハ……まあ、カナに手を出したら、智也に殺されるだろうしな……」
「綾だん!
やめでよね――!変な事言うの――!もうっ」
ワイワイ騒いでいる中、ドアが開いてカナが戻ってきた。