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第13章 Hearty party③

｢亮介え――！
ぼらっ！ゼロリ一気食い――いっぢゃいなよ――！おらおらおら｣




あぐりは、セロリで亮介の頬をパシパシ叩き脅し口調だ。



亮介は、青ざめて首を振る。



｢いや……
俺さ、セロリだけは苦手……
勘弁して｣



｢はあ――ん？
あぐり様のゼロリを食えだいでずっでえ――？｣



｢あぐりちゃん～
許してよっ｣



亮介が、いつもの柔らかい調子で言うとあぐりは眉を上げる。



｢そ――だ！
じゃあ――！
亮介が！げーごをどう思っでるのが、言いなざいよ――！
ぞじだら、許じであげる――！キャハハ｣



｢――えっ｣


亮介は、景子を思わず見た。


景子も、目が合い、トクンと胸が高鳴る。