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らぶあど encore!
第13章 Hearty party③
「取り敢えず、家何処?……送るよ」
「……へっ?」
景子は拍子抜けした様に口をポカンと開けるが、亮介の真剣な目を見て、慌てて口を閉じた。
「はい、5秒以内に住所言って!
でないと、本当に帰さないよ!」
「えっ……ええっ?」
慌てる景子の横で亮介はカウントダウンを始めた。
「……に、いち……
はいっ!アウト――!」
「なっ……ず、ズルイッ」
景子は亮介の胸を軽く叩くが、その手を掴まれ、至近距離で見つめ合う。
亮介の目の中に、チラチラと燻る焔を見た時に、景子は唇を塞がれていた。