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らぶあど encore!
第15章 それぞれの、朝 ②
野村の大きな指がパジャマの胸元へと入って行くと、あぐりの身体はビクリと震えた。
「あっ……
そ、そ……言えばっ……
昨日……の……
はま……じろっ……んっ!
の……ショー……ああっ……面白か……
ああん――っ」
野村の巧みな指の動きで、あぐりは甘く喘ぎ、それでも恥ずかしさを誤魔化そうと関係ない事を喋る。
昨夜のパーティには、中盤ではまじろう――つまり、浜田だが、乱入してキレキレのパフォーマンスを披露したのだ。
今や大人気のはまじろうのショーを見れて、あぐりもほなみも爆笑して大喜びしたのだ。
(そうか……だから
夢にはまじろうが出てきたのね……)
「うん……まあ、そうだね」
野村は、あぐりに相槌を打ち、パジャマのボタンを一つ一つ外しながら、長い脚を折り、あぐりの脚の間に膝を押し付けた。
敏感な場所に触れて、あぐりは小さく叫んだ。
「んああっ……
やあんっ……
あっ……ビンゴ……の景品……
野村く……何を……もらっ……ああっ」
「……もう、少し黙って」
野村は溜め息を吐くと、あぐりを壁に押し付けて唇を重ね、荒々しく舌を割り込ませた。