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らぶあど encore!
第20章 Don't worry,I Love you
ほなみは、疲れたのかスヤスヤと寝息を立てていた。
祐樹はその安らかな寝顔に安堵して笑みを溢す。
やはり丸一日の外出は負担かも知れない。
散歩程度の適度な運動なら良いが、人込みに長い間居るのは余り良い事ではないのだろう。
「てか……
俺も風邪ひいたり出来ないなあ……
ほなみに移したら大変じゃんか」
祐樹が、ほなみの長い髪を弄び肩へ流すと滑らかな白い肌と胸元の黒子が顕れ、不意に欲に駆られてしまう。
「……俺、どうしようもないな……
こんな時にまで……」
苦笑いすると、深呼吸をして気を逃そうとするが、ほなみが眠りながら手を動かし祐樹の下腹部に当たり、その刺激で呻いてしまう。
「――くっ……」