この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
らぶあど encore!
第20章 Don't worry,I Love you



祐樹は包み込む様にほなみを抱き締め、目を潤ませて詫びた。



「ゴメン……
本当にゴメン……」



ほなみは、感情が昂って激しく泣き出してしまい相槌も打てない。



祐樹が困った様に彼女の髪を撫でていると透が肩を竦め、ポケットから名刺を出して祐樹に握らせた。



「夫婦喧嘩は犬も食いませんが、ほなみさんの感情はそのまま胎児に伝わってしまいます……
常にその事を頭に置いて下さいね?お父さん?
……申し遅れました、僕はこの医院の松ノ内透(まつのうち・とおる)
です……
僕の診察がご不満なら、他の産科へ紹介状を書きますが……」



「……っ」



その言葉に、ほなみは祐樹の胸の中で首を振った。


それを見て透は微笑み、

「……とりあえず、異常は今のところなさそうですのでご安心を。
何か心配な事があればいつでも電話して下さいね……
では、次回の診察で……」


と言い、二人に礼儀正しく一礼し診察室の中へと入って行った。
/1133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ