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らぶあど encore!
第20章 Don't worry,I Love you



祐樹は、そんなほなみの何気無い仕草に胸を撃ち抜かれ、思わず顎を掴み唇を奪う。


「――っ」


ほなみは一瞬震え、祐樹の胸を押すが、祐樹に腕を掴まれて抵抗が出来なくなり、やがて彼の甘い唇と舌の責めに堕ちてしまう。


いつの間にか、後部席でほなみは祐樹に覆い被さられ、烈しく何度も口付けられていた。



「ダメだ……っ」


長い長いキスから、更にその先への行為へと駆り立てられる前に、祐樹は歯を食い縛り、唇を離す。



「西君……」



ほなみは、蕩けた眼差しを祐樹に向けるが、彼はそんな彼女に苦笑しながら頬を撫でた。



「俺……
ほなみに、本当に、夢中なんだ……
だから、ちょっとした事がすげー気になるし……
心配になるし……」



「そんなの、私だって……」




ほなみは、口を尖らせ反論する。
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