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らぶあど encore!
第3章 魔性の女達
「ちょっと遅いな……」
綾波が時計を見た。
「綾ちゃん~どうしてもマネージャー変わるの?
なんか俺、不安だよ……」
そう言って、三広が手持ち無沙汰そうにテーブルの上のメニューを見始めた。
綾波が一緒に覗き込む。
「う~む。小腹が減ったな。甘いもんでも頼むか」
「綾ちゃん」
咎める様に見る三広の頭を綾波がポンと叩いた。
「情けない顔をするなリーダー!結成してからバンドを引っ張ってきたのはお前だろ?
もうお前達は俺が居なくても大丈夫だ」
「そんな事言って、美名ちゃんと居る時間を増やしたいだけだったりして~?」
亮介が言うと、綾波は眼鏡の中から鋭く睨んできた。
「ひょえ~怖い怖いっ」
「目で殺されちゃうボクたち~」
亮介と三広は身を寄せあい綾波を指差して大袈裟に騒いだ。
綾波が時計を見た。
「綾ちゃん~どうしてもマネージャー変わるの?
なんか俺、不安だよ……」
そう言って、三広が手持ち無沙汰そうにテーブルの上のメニューを見始めた。
綾波が一緒に覗き込む。
「う~む。小腹が減ったな。甘いもんでも頼むか」
「綾ちゃん」
咎める様に見る三広の頭を綾波がポンと叩いた。
「情けない顔をするなリーダー!結成してからバンドを引っ張ってきたのはお前だろ?
もうお前達は俺が居なくても大丈夫だ」
「そんな事言って、美名ちゃんと居る時間を増やしたいだけだったりして~?」
亮介が言うと、綾波は眼鏡の中から鋭く睨んできた。
「ひょえ~怖い怖いっ」
「目で殺されちゃうボクたち~」
亮介と三広は身を寄せあい綾波を指差して大袈裟に騒いだ。