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らぶあど encore!
第3章 魔性の女達
「そうだよお前らだ!
いつも寄っつき引っ付きしてイチャコラ仲良しもいいけどな、そろそろ女作れ!
ファンの間でゲイ疑惑が出るぞ!」


「まあ、ミュージシャンたる者、そういった噂もミステリアスで良いと言えなくもないがな」



祐樹は面白がって手を叩き、綾波は二つ目のケーキを口に含んで事も無げに言う。



三広は真っ赤になり立ち上がった。


「じ、冗談じゃないよ――俺だって好きな女の子位……あっ」


慌てて自分の口を押さえるがもう遅かった。


祐樹に腕を掴まれ身動き出来なくされて、綾波にフォークで腹をツンツンつつかれて尋問が始まる。



「ほう~そりゃ初耳だな~」


「まあ、大体予想はついてるがな。
三広、お前の口から釈明してみろ」




綾波のフォークがつつ、と移動して三広の首筋を刺激した。


「ひ、ひいいっ……うきゃっ」



「どこの誰だよ!
俺が!上手くいく技を伝授してやるから、さっさと教えな!」



「さあ、吐け!」



フォークがうなじの辺りを巧みにつつくと、そこが敏感な場所なのか三広は白目を剥いて悶えた。


「ひいっ……よ、よして……ぎゃ」
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