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第22章 思いがけぬ邂逅

この間、祐樹とのデートの後で病院に行った時の事を思うと、気まずいが……


(透先生に、この間の事を謝らなくちゃ……
失礼な態度を西君が取っちゃったし……)



透が見ている前で、祐樹が自分に何をしたのだろうか、と想像するだけで恥ずかしくて、明日行くのを躊躇ってしまうが、大切な検診を欠かす訳にはいかない。



｢……もうっ……
西君のバカっ！｣


つい、独り言で憎まれ口を呟くが、ほなみの頬は緩んでいた。



急激に眠気に襲われ、ほなみはベッドへ入り瞼を閉じた。



｢お休みなさい……
赤ちゃん……
西……君……｣