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第22章 思いがけぬ邂逅

「透先生～っそれはアドバイス通り越したセクハラですって!」


後ろにいた看護婦に突っ込まれ、皆が笑う。


「じゃあ、次はまた１ヶ月後ですが、あまりストレスを溜めないように、後は無理のない程度に散歩なんかもいいかも知れませんね……
気分転換にもなりますから」


透が、真顔に戻りほなみに言う。


ほなみは頭を下げて立ち上がった。


「そういえば、この間は西く……わ、私の夫が……失礼しました……」


「おや、また赤くなったりして～初々しくていいですねえ～
ははは。旦那様にも宜しくお伝えください……
景子さんも洋平君とのデート、楽しんで来て下さいね」


「はい……今日はお会いできて良かったです。
それではこれで……」



二人は次回の予約を済ませ、病院をあとにした。