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らぶあど encore!
第24章 長い夜
亮介は三広の細い首をガシッと片手で絞め、片手は脇を擽り始めた。
「なんだよ――!それは俺も同じだっつ――の!
それともあれか?今からでもレコーデイングに戻って祐樹にバシバシしごかれるほうが良いのかよ!」
「うげ……っ……ひいっ……りょ……すけ……やめっ」
三広は、首を絞められる苦しみと擽られて込み上げる笑いに身を捩り、目を白黒させる。
亮介は両の手で彼の脇を巧みに擽り、彼の反応を見て爆笑していた。
「ぎゃははは……お前……いつ見てもその悶える顔が最高……ん?」
悶絶して白目を剥く三広の背中越しに見えた物に亮介は真顔になり、手の動きを止めた。
「ひひ……っやめろよ――……って……亮介?」
いつもなら執拗に擽り続ける亮介があっさり自分を離したので、三広はキョトンとする。