この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
らぶあど encore!
第26章 長い夜③


「な……何をしてるのよ!」

「ってええ――!い……痛い!」

「当たり前じゃないのっ!」

「……こんなに痛いって事は……夢じゃないってことか!夢じゃない!!夢じゃない?夢じゃないっ?」



亮介はかなり力を込めてつねったらしく、頬に爪の跡が付いてしまってた。

景子は呆れ、その頬を手当てするように指で触れて彼を叱る。



「そうよ、夢じゃないわよ!全く、バカなんだからっ」

「……ねえ……も一回言って」

「え?」

「さっきの!も一回!」



亮介は、目をキラキラ輝かせて景子にねだる。

景子は、瞬時に彼が何を自分に言わせようとしているのか分かったが、急に恥ずかしくなり、頬を熱くしてそっぽを向いた。



「……やだ」

「ええ?いいじゃん――一回言うのも二回言うのも百回も減らないじゃん!」

「そんな恥ずかしい事、百回も言える訳がないでしょ――!」

「けーちゃん……俺を好きなんでしょ?」



亮介の瞳が急に妖しい色を帯び、景子は魅せられて身体が麻痺したように動けなくなった。


/1133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ