この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
らぶあど encore!
第26章 長い夜③



軽く触れるだけ、ほんの僅かな触れ合いだったが、二人の身体中を甘やかで切ない刺激が走り抜けた。

亮介は、力が抜けてしまって胸の中に身体を預ける景子の髪を左手で撫で、頬にキスをする。

くすぐったくて心地好くて、でも恥ずかしくて逃げ出したい。そんな矛盾が景子の中に渦を巻いている。

亮介は突然「うわ――!」と叫ぶと、景子を離してそっぽを向いてしまった。



「な……なに?」



突然離されて寂しいという思いと、彼の突飛な行動に驚いて、景子は目を丸くする。

亮介は頚をプルプル振って左の拳を固め、お経のようになにかを呟いていた。



「……いさん……煩悩……退散……ううう……ダメダメダメダメダメダメ……」


/1133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ