この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
らぶあど encore!
第27章 長い夜④



「西くん……あの」



あの広いマンションで一人過ごす祐樹を思い浮かべ、胸が詰まって涙ぐみそうになるのは、やはり妊娠中のホルモンの影響なのだろう。だが、それを差し引いてもほなみは祐樹の事が気がかりだった。

祐樹はほなみを抱えたままスタジオから足早に出て、通りを歩く。

人目が気になり、ほなみは彼の腕を軽くつねった。



「西くんったら!恥ずかしいから」

「ねえ、すぐ側にさ、作業の合間によく食べに行く美味しい店があるんだ。ほなみも夕飯まだだろ?」



祐樹はほなみの抗議には耳を貸さずズンズン歩く。

ほなみは諦めて、通行人の視線を避けるように彼の胸に顔を埋めた――



/1133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ