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らぶあど encore!
第27章 長い夜④
「何故そんな酷い事……言うの?」
ほなみは瞳を涙で盛り上がらせるが、頬は薔薇色に、唇の端は上がって、泣きそうというよりも笑っている様に見える。
祐樹が熱くなる身体を遣り過ごそうと瞼を閉じようとしたその時、ほなみは毛布を剥いでベッドから静かに降りた。
途端に祐樹の瞳はぎらつき始める。
ほなみはパジャマを着ていなかった。淡い色のギリギリ尻が隠れる長さのキャミワンピースを身に付けてはいたが、シースルーの薄い生地はほなみの丸みを帯びた魅惑的な裸身を隠してはいなかった。
この間目にした時よりも更に乳房は豊かに張り詰め、腰回りも丸みを帯びている。
祐樹は無意識に、ほなみに一歩一歩近付いていた。