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らぶあど encore!
第27章 長い夜④


ほなみは振り返り、祐樹を熱い眼差しで射いた。本当は今すぐ彼の胸の中へ飛び込みたい。彼の真っ直ぐな髪に指を差し入れて、甘くはしたなく叫びながら愛されたい。

でも――好きになればなるほど、自分の方が負けている様な気がして、悔しい。

少しだけ、彼を困らせてやりたかった。困らせて、焦らせて、彼をギリギリまで飢えさせて――それから、狂ったように求めて欲しい。

ほなみは、身体を隠していた腕をほどき、祐樹を真っ直ぐに見据えながらゆっくりと後ずさり、ベッドへと腰掛け脚を組んだ。

祐樹がまたしても息を呑むのが分かる。

ほなみは右手を差し出して、小さく囁いた。



「西くん……私を、欲しい?」


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