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らぶあど encore!
第27章 長い夜④
「西く……っ」
甘い刺激に堪らなくなったほなみは、祐樹にしがみつく余裕さえなくなりシーツを握り締めて喘ぐ。
そんなほなみを見て、祐樹の胸には底無しのいとおしさが渦を巻いて、正気を失いそうになる。
恋情のまま、欲のままに動こうとする身体を必死に宥め、ゆっくりとほなみの中を往復した。だが、烈しくしなくとも生まれる凄まじい快感に二人は呼吸を荒くして震えた。
祐樹はほなみに笑いかけて囁く。
「ほら、また呼び方が戻ってる……」
「あっ……で……も……ああっ」
「くっ……ほなみ……締め過ぎ……」
ほんの少し動きを速めただけで好い反応をする蕾に、祐樹は翻弄される。