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らぶあど encore!
第27章 長い夜④
「んん……だって……西くんが」
しがみついたままで乱れるほなみの息遣いが耳朶を掠めて、祐樹を極限まで猛らせる刺激になる。
ほなみの中で獣がビクンと大きく震えるのを感じ、祐樹は無意識に腰を烈しく何度か動かしてしまい、ほなみは狂ったように叫んだ。
「あ――あ……あああああ!」
「――っ」
ハッと我にかえった祐樹は、動きを急速に緩めるが、ほなみが焦れったそうに自分の腰を動かした。
繋がった場所が熱く溢れだし、祐樹は襲い来る淫らな波に呑まれそうになる。
「ほなみ……っ……ダメだ……それは……くっ」
「何故……?……ん……あっ」
「だから……うっ」
「西くん……気持ち良さそうにしてるのに……」
「は……っ……ほなみ……っ!」
ほなみの動きは決して烈しくはなかったが、柔らかい指が猛りの根本に添えられ、それが祐樹の快感に拍車をかけていた。