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らぶあど encore!
第28章 クレッシェンド作戦会議
ほなみは、身体を震わせて祐樹から逃れようとするが、祐樹の腕がしっかりと抱き締めていて敵わず、困った様に彼を見詰める。
祐樹は涼やかに笑い、ほなみの頬に軽くキスをして囁いた。
「――昨夜と、さっきのお返しだよ」
「……っ」
「あんなにエッチに挑発してさあ……俺……正直まだ足りないくらいだもん……どうしてくれるの?」
「に……西くん……っ待っ」
祐樹はほなみを冷蔵庫の扉に押し付けて唇にキスをしようと迫るが「ひでぶ――っ」という三広の叫びに動きを止めた。
リビングの面々はいつの間にか二人注目していて、綾波は慣れた様に三広の鼻血の手当てをし、野村は眠たげな眼をしているが、やはりしっかりと祐樹とほなみの一連のやり取りを見ていた様だった。